cakePHP3系を使用すると、migrationを行う機会が多々あると思います。
今回は、cakePHPでマイグレーションを行う際のmigrationコマンドの使用方法についt紹介します。
マイグレーションファイルの実行状況を確認する
まず、マイグレーションファイルの実行状況を確認するコマンドを紹介します。
このコマンドの実行結果のupがマイグレーション済み・downがマイグレーション未実行となります。
マイグレーションファイルをマイグレーションする
マイグレーションファイルを作成すると次はそのマイグレーションファイルをマイグレートしDBに反映することになります。
その際のコマンドですが、下記のコマンドを使用します。
一括実行
上記のコマンドを打つとDBに反映されていなかった(down)マイグレーションファイルがDBに反映されます。
個別に指定してマイグレーションファイルをマイグレーションする
“bin/cake migrations status”の実行結果に出力されたマイグレーションIDを指定してマイグレーションを行うことで個別にマイグレーションを行うことができます。
マイグレーションをロールバックする
cakePHP3系ではマイグレーションファイルをロールバックすることもできます。最後にこの方法を紹介します。
マイグレーションを1つロールバックする
bin/cake migrations rollbackを実行後、bin/cake migrations statusを実行すると、一つ前のマイグレーションファイルの横にdownと表示されているのが確認できるはずです。
マイグレーションIDを指定してロールバックする
bin/cake migrations statusで確認したマイグレーションIDを指定し、rollbackを行います。
やり方は、migrationと同じです。
ほかにもマイグレーションコマンドには色々あるようなのですが、あまり私は使用しないので説明はここでは控えます。
cakePHP3系を使用している方は、コマンドのコピペなどで是非、ご利用ください。