今までプログラマとしてSIerから始まり、スタートアップまで色々な企業で働いてきました。
今現在は、フリーランスのWEB系エンジニアとしてスタートアップで私は働いています。
今回の記事では、フリーランスのエンジニアが登録すべきエージェントについて紹介します。
フリーランスになると色々とやらなければいけないことが増えるため大変です。
その中でも大変なのが、案件探しが一番大変なのではないかと思います。
そこで、エンジニアとして、フリーランスエージェントを利用しようと考えるかと思うのですが、どこが良いのか迷ってしまうし、エージェントってあえて悪く言えば人売りみたいなところがあって、信用できるか半信半疑になってしまうこともあるかと思います。
今回の記事では、フリーランスののエンジニアとして働く私が、利用してよかったと思ったエージェントを3つ紹介します。
今回のこの記事はこんな方におすすめです。
・すでにフリーランスだけど、エージェントをまだ利用したことがなく、初めて利用する人
・エンジニアのフリーランスエージェントを使っているけど、他のところを試したいと考えている人
・正社員などで、IT系の仕事をしている人(エンジニア、テスター、マーケター、デザイナーなど)
Contents
エンジニアとしてフリーランスエージェントを利用する際に知っておくべきこと
おすすめのフリーランスエージェントをしょうかいする前に、フリーランスエージェントを利用する際に知っておいた方が良いこと、注意すべきことについて紹介したいと思います。
エージェントは複数登録し利用しておいた方が良い
一つのエージェントだけを利用している方も多いかと思いますが、エージェントは掛け持ちしておいた方が良いです。
これは、エージェント側からしたらあまり知られたくないことでしょうが、エージェントはみんな予算を持っています。スキルを持った人材が目の前に現れたら、エージェントからしたら何が何でも紹介したい人です。
なので、複数のエージェントを利用していることを言っておけば、それぞれのエージェントの動きが迅速となり、高単価の案件にありつける可能性も上がります。
結果、案件探しやエージェントとのコミュニケーションにおいても非常にスムーズになります。
エージェントの仕事というのは人売りの一面もありますが、複数のエージェントを利用することにより良い案件に遭遇する可能性も上がり、人売りの被害にあう可能性も必然的に減ります。
年齢の壁がある
20代の内であればポテンシャルをみて、採用してくれることもあるかもしれませんが、50代などになるとポテンシャルだけをみて採用してくれるという可能性は減ってきます。
フリーランスのエージェントとして働くにはどうしても年齢の壁があります。
40代・50代と案件の数はどうしても減っていきます。
下のツイートは、アラサーエンジニアに向けたツイートですが、ある程度の年齢のいったエンジニアにも同じことが言えると思います。
プログラミングスキルを磨くことはもちろんですが、下記のようなスキルを身に着けることで良い案件と遭遇する可能性も増えるのではないでしょうか。
アラサーエンジニアはプログラミングスキルではなく経験で戦えばいい。
・コミュニケーションスキル
・マネジメントスキル
・責任感のある行動
・人生経験から得た人柄他の業種で学んだことでも、自分が思っている以上に活かせる場面、評価される場面がある。
仕事はプログラミングだけじゃない🥴
— キツネ@人事エンジニア (@kitaaaa_kitsune) 2019年5月16日
自由が増えるとは限らない
フリーランスエンジニアになると自由な時間が増えると考える方も多いかもしれません。
実際、自由な時間が増えると考えて、フリーランスエンジニアになる方も多いかもしれません。
しかし、案件に入った場合、「必ずしも自由に時間が使えるわけでは無い」ということを覚えておいてください。
基本的に、クライアント先に常駐するというスタイルで案件に入ることになるので、週5で1日8時間が普通です。
一方、案件によっては、曜日や勤務時間に融通を持たせることができますし、クライアント先と信頼関係が構築できれば一部リモート、フルリモートにすることも可能な案件もあります。
信頼できるエージェントを見つける
新卒や転職エージェントと違い、フリーランスエージェントは、フリーランスという働き方の特性上、定期的に付き合いを持って行くパートナーのような存在です。
その上で、信用できるエージェント会社、人に出会えるかが非常に重要になります。
では、そんなエージェント会社と人をどうやって見つければ良いのかというところですが、直接行って話を聞く、これにつきます。
それぞれのエージェントの評判を調べてみると評判記事が結構ありますが、参考にしてもその情報だけを信じないようにしましょう。
とあるエージェントの悪評記事を読んで、実際に行ってみたらめちゃくちゃ良かったというケースが私にもありました。
実際、この記事を書いておすすめのエージェントを紹介しますが、ひとそれぞれ相性はありますし、同じ私と同じエージェントがつくわけではないので、実際に登録して自分で話を聞いて相性を確かめるという作業が必要になってくると思います。
エージェントにも得意分野がある
誰にでも得意分野や不得意分野があるようにエージェントにも得意分野不得意分野があります。
エージェントはどこも一緒だと思われがちなのですが、エージェントによって紹介できる案件分野の強みは異なります。
例えば、
・柔軟な働き方を実現できる案件紹介が得意
・クリエイティブで面白い案件紹介が多い
・大手の案件に強い
・スタートアップやベンチャー案件の紹介が強い
・福利厚生が充実している
etc
自分自身が案件などに求めていることに強いエージェントを利用することで、満足したフリーランス生活を送ることができるのではないかと思います。
フリーランスエージェントを使うメリット
フリーランスエージェントはマージンをとります。なので、自分自身で案件を探して直接契約する方が取り分が当然増えます。
しかし。フリーランスエージェントを利用するのには大きなメリットがあります。
案件が多いのでやりたい仕事が見つかりやすい
誰でもやりたい業務があると思います。私の場合まだ、経験はありませんが、laravel + vue.jsでSPAなどをやりたいななどと考えたりしています(次の案件で管理画面の方をもしかしたらやるかもしれません。)。
フリーランスのエージェントには多くの案件が集まっているため、自分がやりたい案件に遭遇するチャンスというのは増えてきます。
福利厚生が充実しているエージェントもある
これもエージェントによって整っているところとそうでないところがあるのですが、福利厚生が整っているフリーランスエージェントもあります。
フリーランスになった時に福利厚生を受けられないことがほとんどでしたが、着々とフリーランスという働き方が浸透してきているのか、ライフスタイル面をサポートしてくれるエージェントも出てきています。
安定的に仕事を見つけることができる
自分自身で案件を探すとなるとどうしても案件と案件の間に仕事を探す時間が取れないため安定的に仕事をすることができないのではないでしょうか。
その点、フリーランスエージェントを利用することによってその問題は解消されます。
フリーランスエージェントには多数の案件があるため、契約が切れるとなった時には、次の仕事を紹介してくれます。
フリーランスエージェント選びのポイント
直案件を多数扱っている
直案件とは、契約するフリーランスエージェントが開発会社から直接的に仕事を受けている案件のことを言います。
2次受け、3次受けとなると人売りの要素も強まってきますし、当然受け取る報酬の額も減ってきます。
直案件を多数扱っているフリーランスエージェントを使いましょう。
対応地域かどうか
フリーランスエージェントを利用する際に一番大切なのがあなたの居住地域・働きたいエリアをフリーランスエージェントがサービス対象地域としているかということです。
サービス対象外の地域であるとそもそもサービスを利用することができません。
ヒアリング内容に合致した案件を紹介してくれる
フリーランスエージェントに登録する際にはヒアリングを行います。
その際に自分のやりたい業務などを話すわけですが、それと全く違う、経験とも合わない案件を紹介されてもこまるのではないでしょうか。
当たり前のことではあるのですが、ヒアリング内容に合致した案件を紹介してくれるかどうかというのは、フリーランスエージェント選びのひとつのポイントです。
現役フリーランスエンジニアがおすすめするフリーランスエージェント3選
それでは、そろそろ私の選ぶフリーランスエージェントBEST3を紹介します。
第一位 ギークスジョブ

ギークスジョブの魅力
①会社員同等の福利厚生
ギークスジョブも会社員同等な福利厚生メニューをフリーランス向けに提供しています。
宿泊施設や育児や介護などその種類は様々です。
②非常に手厚いサポート体制
一人のフリーランスにつき、3人の担当がついてくれます。
カウンセリング、営業、サポートという専任担当がついてくれるので、非常に心強いですね。
③確定申告など、お金周りが楽
ギークスジョブでは、税理士との確定申告相談会を実施していたり、クラウド会計システムを割引価格で利用することができます。
また、請求書の書類作成や発送をギークスジョブが代行してくれるので、フリーランスにとって非常に便利でしょう。

第二位 レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、株式会社レバレジーズが運営している、フリーランスエージェントです。
今ある、フリーランスエージェントの中では最大手といってもいいでしょう。
株式会社レバレジーズは、転職支援も行なっているサービスもあり、人材領域を幅広くカバーしているので、クライアントも多く、案件も見つかりやすいと予測できます。
レバテックフリーランスの魅力
①案件の守備範囲が広い
先ほども述べた通り、人材領域を幅広くカバーしていることもあり、クライアントの数も多いでしょう。
また、以下の地域でサービスを展開しているので、他のエージェントと比べても守備範囲は広いと言えます。
・神奈川
・千葉
・埼玉
・大阪
・京都
・兵庫
・福岡
②サポート体制が整っている
エージェント会社で重要なのは、良い担当者と巡り会えるかです。少し運任せのようなところもありますが、レバテックフリーランスでは、優秀な担当に出会える確率が高いと言えます。
というのも、開発現場に実際にそのエージェントが足を運んでいることもあってか、ITリテラシーが非常に高く、エンジニアのコアな用語も理解してくれます。
エンジニアからしたら、安心ですよね!
サポート体制が整っている結果、自分の意向と案件のミスマッチが減るのです。
③案件単価が高い
レバテックフリーランスから受ける案件は、高単価なものが多く、平均800万以上とも言われています。

第三位 Pe-BANK

「日本のITエンジニアはもっと幸せになれる」というビジョンの元、個人事業主の組合が派生して始まった会社です。
Pe-BANKの魅力
①福利厚生
Pe-BANKの最大のメリットは、創業から30年をかけて整えてきた、福利厚生の充実度でしょう。
他のエージェントと比べても段違いに充実しています。
「ITエンジニアはもっと幸せになれる」というビジョンを実現していると言えるので、すごく好印象ですね!
・独自の共済会制度
・勉強会、研究会の開催
・無料で確定申告や税務の相談が可能
・フィットネスクラブの補助金やテーマパーク入場料の補助金支給
・アパマンショップ仲介手数料20%OFF
・レンタカー基本料金最大55%OFF
・Appleの製品が5%OFF
②手数料(マージン)
Pe-BANK経由に限らず、他のフリーランスエージェントを利用した際も、手数料(マージン)を支払う必要があります。
そして、その手数料をあらかじめ明確にしているところはあまりありません。
Pe-BANKの手数料は、報酬を受け取った回数で変わります。
1~12回目…12%
13~24回目…10%
25回目以降…8%
Pe-BANKは手数料を公開しているので、その点安心してサービスを利用することができるでしょう。
③独自の共済会制度
次のメリットも、福利厚生の中の一つである、「独自の共済会制度」です。
フリーランスの悩みとして、「保険」というものがあるのではないでしょうか?
まだまだ、フリーランスも安心して使える保険は少ないのが現状です。
ただ、Pe-BANKでは独自の共済会制度を持っており、もちろん内容も問題ないので、安心して使えるでしょう。
・入院日額
・がん共済
・連鎖倒産防止制度
・慶弔金制度
・所得保障手当て
・起業支援貸付制度
・資格取得支援事業
・事業資金貸付制度

まとめ
フリーランスエージェントを利用するにあたっては、自分自身のフリーランスエージェントを利用する上での優先順位をつけ、複数のエージェントに利用することをお勧めします。
ぜひこれを機にフリーランスへの道を考えている人は、エージェントを利用してみましょう!
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。