PHPを動かす環境は、どのように作成するの
PHPを動かす環境を用意するにはだいたい以下のような方法があります。
・レンタルサーバーを借りる。
・自分のパソコンにLAMPの環境を構築する(仮想環境・XAMPP含む)。
・VPSなどでWEBサーバーを自分で立てる。
レンタルサーバーを借りた場合
借りたレンタルサーバーでPHPが初期段階でインストールされているレンタルサーバーであれば、PHPをインストールすることもなく、PHPプログラムを動かすことが出来ます。
オススメのレンタルサーバーは、さくらのレンタルサーバ辺りです。
PHPファイルを作成し、サーバーのドキュメントルート(WEBに公開するディレクトリ)に配置すればPHPを動かすことが出来ます。
ただ、レンタルサーバーを使用する際に注意しないといけないのは、ドメインの設定をしなくてもIPアドレスでアクセスされてしまうと上げたファイルが全世界に公開されてしまうことです。
そのような際は、ベーシック認証というので認証をかける方法をよく使います。
その方法について知りたい方は、「ApacheでBasic認証設定」を参照して見てください。
自分自身のPCにPHPをインストールする場合
現在では、業務などでPHPを使用する場合には、Vagrant + VirtualBoxというものなどを使いながら仮想環境を立てることが多いです。
Vagrant+VirtualBoxでLAMP環境構築をする
Vagrant + VirtualBoxでLNMP環境を構築する
上記のリンクは、LAMP環境とLNMP環境をVagrantとVirtualBoxというものを使用して、仮想環境を立てる方法です。
この方法が、一番Linux/Nginx/Apache/PHP/MySQLについて学べるのですが、初心者には少し辛いかもしれません。
そんな場合は、XAMPPをインストールしてPHPを動かす環境を作ってしまうという方法があります。
WEBサーバーを借りる
Webサーバーを借りて、PHPを動かす環境を手に入れるということもできます。
将来的にWEB系のエンジニアにPHPでなりたいという方は、さくらのVPSなどでLinux/Apache/PHP/MySQLの環境を立ててみるというのもひとつの方法かもしれません。
この方法もLinux/Apache/Nginx/PHP/MySQLを総合的学ぶことが出来ますが、全くの事前知識なしでWEBサーバーを立てるというのは、敷居が高いと言えると思います。
ひとまず、XAMPPでPHPを学ぼう
ひとまず、PHPを学ぶのであれば、XAMPPを使用しPHPを学ぶのが一番のおすすめです。
PHPを動かす環境構築でつまずいてしまいPHPの勉強まで行き着かないというのは、もったいないです。
まず、PHPを学習したいと思っている人は、XAMPPでPHPという言語がどんなものかを学んでから、Vagrant + VirtualBoxを使用した仮想環境での環境構築やレンタルVPSを借りてのWEBサーバーの構築へとチャレンジいていきましょう。